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絵本
信楽青年寮に住むダウン症の村田清司さんが描いたユニークで斬新な絵を、田島征三さんが構成し、お話を作った画期的な絵本。
1952年京都生まれ。ダウン症で心臓が弱い。小・中学校と特殊学級に学ぶ。子どもの頃から絵を描くことが好きだった。1971年、知恵おくれといわれる人々の暮らす信楽青年寮に入寮。陶器を作る仕事や出向作業、紙漉きの仕事を経て、現在は絵を描くことに専念。ユニークで楽しく斬新な絵を多く描いている。
1940年、大阪府堺市で兄征彦と一卵性双生児として生まれる。6歳から19歳までを自然豊かな高知県(6~11歳 芳原村(現春野町)、11~19歳 高知市朝倉)で暮らす。この時期に、小川で魚を手づかみで持ったりした時の、生き物が掌の中で暴れる感触は今も創作の根になっているという。多摩美術大学図案科卒業を機に手刷り絵本『しばてん』を制作する。1969年に東京都西多摩郡日の出村(現日の出町)に移り住み、ヤギやチャボを飼い畑を耕す生活をしながら、...