この絵本の内容紹介あらすじ

公園で遊んだ帰り道、ケイコはいじけた様子でお兄ちゃんの後ろを歩いています。ケイコはかくれんぼをしたかったのにお兄ちゃんと友達はボール遊びばかりしていたのです。

お兄ちゃんは、後ろを歩くケイコに家まで競争しようと声をかけると、一目散に走り始めます。慌てて追いかけるケイコですが、お兄ちゃんは近道をして生垣の下を潜っていくのです。

ケイコも急いで生垣を潜って追いかけようとしますが、スカートが小枝に引っかかり、手間取ってしまいます。ケイコが生垣を潜り終えた頃には、お兄ちゃんの姿はすっかり見えなくなってしまいます。

しかも、生垣を潜った先は、見たこともない大きな森の入口だったのです。金色に色付く森には、落ち葉を敷き詰めた一本道が続いています。

お兄ちゃんはこの一本道を通って森を抜けたに違いないと、ケイコもその一本道を歩き始めます。

ところが、森の中は静まり返っており、自分の足音しか聞こえません。心細くなったケイコが歌いながら歩いていると・・・、ケイコの歌に合わせて誰かが歌い始めます。

この声の正体は、誰だったのでしょう。そして、ケイコが迷い込んだ森は一体なんだったのでしょう。

ケイコが迷い込んだ森の中で、不思議な男の子「かくれんぼう」や森の動物達と楽しいかくれんぼをするお話です。隠し絵を一緒に探しながら楽しめる仕掛け絵本です。