作:フランソワーズ・セニョーボ
1897年フランス生まれ。幼い頃から、絵をかくのが好きで、美術学校に学び、パリの児童図書出版社に勤めた後、アメリカに留学。アメリカで数多くの絵本を刊行し、南フランスの農場での暮らしをもとにした『まりーちゃんとひつじ』『まりーちゃんとくりすます』『まりーちゃんとおおあめ』などの〈まりーちゃん〉シリーズで人気を博す。他にも『みみちゃんとヤギのビケット』『ロバの子シュシュ』などの物語絵本を作り、1961年没。
作品一覧を見る訳:中川 千尋(なかがわ ちひろ)
1958年、関東のとある県庁所在地で、転勤族の子どもとして出生。しかしその町にいたのは産院を出るまでで、本籍地は東京なので、出身地が要求される場合は「東京です」と言う、うしろめたく感じながら。もっとも鮮やかなこども時代の風景は、小学4年の秋から中学3年の秋までをすごした仙台。高校時代にアメリカのサンディエゴに1年間留学。殆どの時間を美術室ですごしたため英語の上達は限定的だが、絵本やイラストレーションの世界に目を開かされる。高3...
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