作:パット・ハッチンス
ヨークシャー州に生まれる。ダーリントン美術学校を経て、リーズ美術大学でイラストレーションとデザインを学ぶ。結婚後一年半のニューヨーク滞在中、児童書のイラストレーターを志す。編集者スーザン・ヒルシマンと出会い、1968年『ロージーのおさんぽ』を出版。テンポのよい展開で、田園風景や動物たちを生き生きとユーモラスに描く。『風がふいたら』で、1974年ケイト・グリーナウェイ賞を受賞。
作品一覧を見る訳:渡辺 茂男(わたなべ しげお)
戦後1950年代後半から2000年初頭にかけ、欧米の優れた児童文学や絵本の翻訳と紹介、平行して童話や絵本の創作を精力的におこなった。翻訳と創作を合計すると、生涯に300冊もの子どもの本を出版した。代表的な翻訳作品には、『エルマーのぼうけん』、『エルマーとりゅう』、『エルマーと16ぴきのりゅう』(ルース・スタイン・ガネット作、福音館書店)、『かもさんおとおり』(ロバート・マックロスキー作と画、福音館書店)、『どろんこハリー』(ジーン・ジオ...
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