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絵本
拾った子猫とともに、成長していく少女モモ。戦前・戦後を日米両国で波瀾万丈に生きた画家夫妻が描く、生命の喜びに満ちた絵本。
鹿児島県に生まれる。本名、岩松淳。東京美術学校(現・東京藝術大学)在学中、日本プロレタリア美術家同盟結成に参加。しばしば検挙され、1939年に日本を脱出、渡米。ニューヨークのアート・ステューデンツ・リーグで学び、戦後は雑誌のイラストレーターとして活躍。1953年初めての自作絵本『村の樹』を出版。1956年『からすたろう』、1959年『あまがさ』、1968年『海浜物語』で、コールデコット賞次席を3回受賞している。