この絵本の内容紹介あらすじ

リスの口からこぼれ落ちた一粒のどんぐりが、やがて芽をだし、ゆっくりと成長していく。根元にはキツネやアナグマが住み、洞にはフウロウが巣をつくったり、追いはぎが宝をかくしたり。かしは、人びとの慕う大木となるが、ある夏、雷にうたれて燃えてしまう。──千年の年輪を刻んだ、あるかしの木の一生を物語る美しい絵本。