この絵本の内容紹介あらすじ

『ちいさいおうち』の作者バートンによる、有名なアンデルセン童話の絵本。すらりとした王さまや、ミュージカルを思わせる美しい展開はバートン流。ほんとうのことをいえない大人たちの姿を滑稽に描きます。

バートンが絵本化したアンデルセンの有名なお話「はだかの王さま」。
はだかの王さまときくと、なぜかでっぷり太った姿を思い浮かべますが、バートンの王さまは、すらりとした気品のある王さま。本全体が、ミュージカルの舞台を見るような美しい展開です。

1949年の作品ですが、これまで入手できる原書は印刷の状態があまりよくありませんでした。アメリカのホートン・ミフリン社が、オレゴン大学に所蔵されていた原画をあらためて撮影する機会に恵まれ、新版としてよみがえりました。
ぜひ一度、手にとってご覧ください。