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歴史を旅する絵本
へんれきする人びとの集まるところ
川の中洲に人びとが集まりはじめ、市が生まれ、町となります。火災や水害にみまわれながら復興し発展した中世の都市の姿を、河原に住む人びとやそこに集まる遍歴民たちのたくましい活力とともに描きます。
1936年、前橋市に生まれる。中学卒業後、働きながら独学で絵を描き始め、主体美術協会の設立に参加する。装幀家としても著名。近年は小説の分野にも表現の場を広げ、1993年、「犬」(「影について」その一)で第二〇回川端康成文学賞を受賞。著書に『語る絵』(小沢書店)、『戦争と美術』(岩波新書)、『ブッダの歩いた道』(法蔵館)、『夢は逆夢』(白水社)、『奏迷宮』(河出書房新社)、『迷霧』(講談社)、『影について』(新潮社)など。
シリーズ絵本