条件検索
絵本
貧しい荷物はこびの藤六は、病気の母親にもらった頭巾をかぶって仕事にでかけました。おどろいたことに、それは鳥や木たちのことばがわかる、ふしぎな頭巾でした。日本民話の絵本。
1914年、東京に生まれる。東京帝国大学大学院修了。「彦市ばなし」「夕鶴」などの民話劇から出発し、「風浪」「山脈(やまなみ)」「オットーと呼ばれる日本人」「巨匠」といったリアリズムの本流に立つ戦後演劇のひとつの型を創り出した。『平家物語』を舞台にした「子午線の祀り」は新劇、歌舞伎、能、狂言などあらゆる分野の俳優が集まり創り上げた戦後演劇史上最大級の作品。
東京に生まれる。小学校卒業後、金属商、模様画工房に奉公に入り、後に日本画家の井川洗厓に学ぶ。1919年に童話雑誌「おとぎの世界」の表紙を描いて注目を集め、以後、絵雑誌「コドモノクニ」など、子どもの本の仕事を数多く手がけた。西欧の美術思潮に刺激を受けながらも、日本の装飾画や浮世絵などの伝統と美意識をその根幹に据え、独創的な作品を展開。1927年、武井武雄、岡本帰一らと日本童画家協会を結成。主な絵本に『おそばのくきはなぜあかい』<19...