文:渡辺 茂男(わたなべ しげお)
戦後1950年代後半から2000年初頭にかけ、欧米の優れた児童文学や絵本の翻訳と紹介、平行して童話や絵本の創作を精力的におこなった。翻訳と創作を合計すると、生涯に300冊もの子どもの本を出版した。代表的な翻訳作品には、『エルマーのぼうけん』、『エルマーとりゅう』、『エルマーと16ぴきのりゅう』(ルース・スタイン・ガネット作、福音館書店)、『かもさんおとおり』(ロバート・マックロスキー作と画、福音館書店)、『どろんこハリー』(ジーン・ジオ...
続きを読む・作品一覧を見る絵:岡部 冬彦(おかべ ふゆひこ)
大正11年12月27日生まれ。昭和31年から13年間,家庭を舞台とした「アッちゃん」を「週刊朝日」に連載,同作品と「ベビーギャング」で36年文芸春秋漫画賞。ほかに都会的雰囲気の「アツカマ氏」「オヤカマ氏」,絵本「きかんしゃ やえもん」(文・阿川弘之)などがある。平成17年5月16日死去。82歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。
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