文:瀬田 貞二(せた ていじ)
1916年、東京・本郷に生まれる。東京帝国大学(現在の東京大学)で国文学を専攻。戦後、『児童百科事典』(全24巻・平凡社)の企画・編集をはじめ、児童文学の評論、翻訳、創作などに精力的にとりくみ、現在の日本の児童文学界に多大な功績をのこした。評論に「落穂ひろい」「絵本論」「児童文学論」、創作に「きょうはなんのひ?」「お父さんのラッパばなし」、翻訳に「三びきのやぎのがらがらどん」「チムとゆうかんなせんちょうさん」「げんきなマドレーヌ...
続きを読む・作品一覧を見る絵:瀬川 康男(せがわ やすお)
愛知県岡崎市に生まれる。13歳より日本画を学び、17歳で油絵を始める。1960年初めての絵本『きつねのよめいり』を出版。1967年『ふしぎなたけのこ』で第1回BIBグランプリ、1987年『ぼうし』で絵本にっぽん大賞、1989年『清盛』でBIB金のりんご賞、1992年『絵巻平家物語(全9巻)』で産経児童出版文化賞大賞ほか、国内外で受賞多数。1977年より信州に住み、絵本と並行してタブローの制作を続けている。
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