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絵本
町の子ハンシは、チロルの山のおじさんの家のクリスマスによばれました。ハンシは、どんなにすばらしい山のクリスマスをすごしたでしょう。著者は、マドレーヌの絵本で有名なコールテコット賞受賞画家。
オーストリアに生まれる。幼くして両親が離婚し、14歳で学校を中退、16歳で単身アメリカへ。ホテルやレストランで働く。自室の壁やカーテンに、故郷チロルの山々の景色を描いていたのが、編集者の目に留まり、初めての絵本『山のクリスマス』(岩波書店)をつくる。1939年、家族でフランスに旅行したときにアイデアを得て、自分、妻、母、娘の思い出を合わせてつくった『げんきなマドレーヌ』(福音館書店)が、大人気となり、『マドレーヌといぬ』(福音館書店)、...
1904年11月20日、佐賀県唐津市生まれ。本名は「積男」。慶應義塾大学経済学部卒。翻訳家であり、絵本研究家。岩波書店刊の絵本『ちびくろ・さんぼ』(1953年初版)の翻訳者として知られる。ほかに、ハンス・アウグストとマーガレットのレイ夫妻の「ひとまねこざる」シリーズ、サマセット・モームの唯一の児童文学『九月姫とウグイス』の翻訳などを手がけた。1988年、没。