鉄道好きな英国国教徒聖職者の父のもとに生まれ、子供のころはパディントン駅からブリストル駅までを走るグレートウェスタン鉄道から200メートルも離れていない教区牧師宅で育つ。彼も父を継ぎ牧師となり、1943年、はしかにかかった3歳の息子・クリストファーのために、トーマスと仲間たちの物語を作る。この物語は、彼の息子以外の子供たちからも喜ばれて、1945年には『The Railway Series』という絵本として出版された後、世界各国へ翻訳され、成功を収める。日本では1973年に「汽車のえほん」シリーズとして発行されており、ロングセラー絵本となっている。
掲載数:93冊