条件検索
1957年山形県鶴岡市出身。本名土田義晴。日本大学芸術学部油絵科に在学中、中谷貞彦、千代子夫妻に師事する中で、絵本の世界に進むことを決意する。1980年『にわのはな(フレーベル館)』で、23歳の絵本画家としてプロデビュー。英語版『にわのはな』は、海外でも発売。1985年、作家 森山京氏と出会い、あかね書房から森山京作 土田義晴絵の『きいろいばけつ』が発売され、その年の全国課題図書(低学年)となる。きつねのこシリーズはその後も続き、4作品が発表され、中でも『きいろいばけつ』は、20数年間、100刷を越えるロングセラーを続けている。その後、茂市久美子氏との『ゆめをにるなべ』で再び全国課題図書となり、多くの子どもたちに愛読されている。さらに、2004年にも、土田さんと茂市久美子さんの作品『このはの おかね つかえます』が、全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催の 第50回青少年読書感想文全国コンクールの小学校低学年の部(1.2年生)の『課題図書』となる。現在では、絵本等の出版本も300冊以上になり、多くの方に愛され親しまれている。
掲載数:61冊