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1950年富山県生まれ。農村部で生物との縁深く育った、自他供に認める生きもの好き。生物学者を志して埼玉県立浦和高校に進学するが、在学中に絵画に転向。卒業後、数年間の独学を経て美学校細密画教場に学び、20代後半から自然科学・生物関係の出版物などに挿絵を描きはじめた。
講談社『年鑑日本のイラストレーション』(1981年初入選)の招待作家となって以降、主に動植物・古生物・恐竜などの分野で細密画を描き続けている。玄光社『イラストレーションファイル』の創刊(1986年)以来の常連。1994年、それまでの常識を破ってコンピュータによるデジタル細密画を発表。手描き作品と見分けがつかない技法が注目されて以降、デジタル技法書への寄稿も多い。2005年、愛知万博の記念切手に作品が採用された。
絵のモデルを育てながら観察することも多く、毎年のように多くの昆虫や水性生物がアトリエから巣立っている。
掲載数:7冊