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フランス・パリ出身。5歳の時に日本に一家で帰国。慶應義塾大学文学部に入ったが、1942年に父の武市雄が若くして没したため中退。1961年、慶應義塾大学特選塾員となり卒業した。1950年にキリスト教児童文学・カトリック系児童出版社の有限会社至光社を設立。母の武市君子が代表となり、自身は専務となった(後に代表取締役社長)。月刊幼児絵本「ひろば」、月刊絵本「こどものせかい」などカトリック幼児教育雑誌を発行。いわさきちひろや谷内こうたらの絵本を多く手がけた。国際版絵本の絵本制作者として独自の世界も切り開き、1972年『あのおと なんだ』(絵:谷内こうた)でボローニャ国際児童図書展クリティック・エルパ賞を受賞。1988年『ぼくの むら』(絵:小松均)で産経児童出版文化賞美術賞を受賞。その他の主な著書に『ぼく たいや だいすき』『ぼく ねじ だいすき』『クリスマスの くちぶえ』などがある。心不全のため逝去。享年89。
掲載数:17冊