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1956年、東京に在日韓国人2世として生まれる。 第一詩集『すうぷ』(紫陽社)を1980年に出版して以来、詩やエッセイをさまざまな媒体に掲載。87年にはガートルード・スタインの『地球はまあるい』(書肆山田)をはじめて日本語に翻訳、93年には同じくスタインの『地理と戯曲抄』(共訳、同上))を翻訳出版した。そのようなモダニズム文学への取り組みと並行して、80年代より韓国の伝統音楽・舞踊を学び、伽倻琴(カヤグム)、ポジャギなど民族芸術を広く研究。和光大学ほかで講師。 近年は「ジェノヴァ国際詩祭」(イタリア)、「ストゥルーガ 詩の夕べ」(マケドニア)、「リーガ 詩の日々」(ラトヴィア)、「詩の門」(ルーマニア)など国際的な詩祭に招聘されている。 主著に詩集『すうぷ』(ART+EAT BOOKSで復刊)、『そのコ』『ねこがねこ子をくわえてやってくる』『何処何様如何草紙』(以上、書肆山田)、エッセイ集『庭のぬし 思い出す英語のことば』(クインテッセンス出版)、『いつも鳥が飛んでいる』(五柳書院)、絵本『れろれろくん』(小学館)。共著にアンソロジー『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)、『女たちの在日』(新幹社)。
掲載数:2冊