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東京都生まれ 早稲田大学卒業後、フリーカメラマンとして、『アサヒグラフ』『週刊文春』『太陽』『文藝春秋』など週刊・月刊 誌の取材撮影を続ける。1967年、68年タンザニアにてポルトガル領モザンビークの解放戦線と接触し取材交渉を始める。1971年、ポルトガル領ギニア・ビサウ解放闘争、1973年モザンビークで民族解放戦線を取材。1974年には再び ギニア・ビサウで解放闘争を取材。その取材写真は朝日新聞夕刊に連載、8mmフィルムは磯村尚徳キャスターの 「ニュースセンター9時」(NHK) で放映された。1979年、それまで競馬や競輪などの着順判定に使用されていたスリットカメラを持ち運びができるまで小型化。 そのカメラを用いた列車編成の鉄道の連続写真は朝日ソノラマ発行の『世界一長い列車写真の本 GOGO TRAIN』に掲載された。スリットカメラとその独自の撮影方法を用いて、美術・考古分野にまで活動の場を広げ、1985年に『展開写真に よる中国の文様』(平凡社)、1988〜89年『縄文土器大観』(小学館)、1998年『描かれたギリシア神話』(講談社)を発表。その後も分野に囚われず、常に新しい視点を持ち、作品を提供し続けている。
掲載数:4冊