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1960年、佐賀県生まれ。隣接する有田町と共に有田焼の発祥の地である佐賀県武雄市を故郷とする草場は、1987年、有田焼の将来に危惧を感じ、「400年の伝統を生かしつつ新しい芸術を創造したい」という思いで、「焼物の絵画」の構想を胸に数々の窯元の門をたたくも、その構想は、あまりに無謀な挑戦だと一蹴される。 しかし、「焼き物に絵を描くことでこれまでにない輝きを生む」という着想は、草場の中でますます強い思いとなり、今では世界的な陶芸家となられた葉山有樹氏の理解を得て、「陶彩画」の研究に入る。試行錯誤の末、1990年絵付けと焼成を繰り返すという新技法を確立。以後、「陶彩画」は草場オリジナルの芸術として、数々の作品を世に出し続けている。
掲載数:7冊