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1939年中国大陸で生まれる。
理科や工作が好きだった幼少期、1953年にディズニーが公開した「砂漠は生きている」というドキュメンタリーの映画を鑑賞したのを機に、映像の世界に惹かれていく。
その後、自衛隊員、保険会社社員の傍ら専門学校にて写真技術を学ぶ。1969年よりフリーの写真家となる。 1977年に長崎県に移り住み、昆虫を中心とした生態写真の撮影を精力的に行う。独自の工夫による昆虫スナップカメラを開発、アリ等の小型昆虫の接写技術を確立。その後、センサーを利用した撮影システム、5万分の1秒の高速ストロボ、超被写界深度接写カメラなどを次々に開発、唯一無二の生態写真を40年以上にわたり撮影し続けてきた。
1978年日本写真協会新人賞、1979年伊奈信男賞を受賞。2006年には科学写真のノーベル賞とも言われるレナート・ニルソン賞、2008年には紫綬褒章も受賞。
掲載数:8冊