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1970年、ベルギーのブリュッセル生まれ。スウェーデン人の母と英国人の父をもち、スカンジナビア圏と英語圏の児童文学に魅了されて育つ。耳が不自由だったため、小さいころから絵やサイン、合図、身振り、ものの裏にかくされた意味に惹きつけられていたという。ブリュッセルのサン・リュックインスティテュートでグラフィックアートを学び、1994年『Mon royaume』でデビュー。以来、多くの作品を刊行し、装画も手がける。2003年に『こわがりのかえるぼうや』(徳間書店)、2005年に『ちいさな死神くん』(講談社)でオランダで最も美しい子どもの本に送られる賞のひとつ、銀の絵筆賞をそれぞれ受賞。2006年には文化庁による児童文学賞のグランプリに輝く。2009年にはモントルイユのブックフェアにて『Annie du lac』がバオバブ賞受賞。2010年、これまでの作品と業績をたたえ、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。テオドールとエリアスというふたりの息子の母でもある。
掲載数:5冊