絵本

よるです

真っ暗な夜が大嫌いなすうちゃんは、長い廊下を抜けてトイレまでたどり着くことができるのでしょうか・・・。不思議な真夜中の物語。

この絵本の内容紹介あらすじ

こちこちこちこちこちこち。
お父さんとお母さんにはさまれて川の字になって布団に入るすうちゃんですが、時計の音が気になって眠ることができません。

なんだかトイレに行きたくなったすうちゃんですが、一人では怖くて行けません。すうちゃんは、夜が大嫌いなのです。

時計の針が夜中の12時を指したころ、すうちゃんはお父さんやお母さんを起こしてトイレに行こうとするのですが、二人ともぐっすり眠って起きる気配はありません。

っとそのとき、毛布が突然と動物のバクになったのです。そして、一緒にトイレについて行ってあげるとバクはすうちゃんに優しく語りかけるのでした。

すうちゃんは、バクと一緒にトイレに行くことにしたのですが、夜の廊下は昼間のときよりもずっと長く感じるのです。


すうちゃんが長い廊下を恐る恐る歩いていると、覆面を被った泥棒たちが家中の宝石を盗んでいるではありませんか。泥棒たちは、すうちゃんの作った積み木の町を軽々と飛び越えて部屋を物色します。

すうちゃんは突然の出来事に恐怖を覚え、どうすることもできません。すると、バクが泥棒たちのところへ飛び出し、大きな口を開けて泥棒たちを飲み込んでいきます。バクは積み木の町や宝石も泥棒と一緒に丸呑みしてしまうのでした。

バクに飲み込まれた泥棒や積み木の町や宝石は一体どうなってしまうのでしょう。「ぷお〜〜ん」という音を立てながら、泥棒たちはバクのお尻から出てくるのです。積み木の町は、煌めく町へと変貌してバクのお尻から出てくるのです。
そして、泥棒たちは盗みを働くことなどすっかり忘れて、きらきらと煌めく町に見惚れてしまうのでした。

不思議な出来事がひと段落してもトイレへの道のりはまだまだ続きます。他にも大きな蜘蛛たちが天井から糸を垂らして降りてきたり、おばけが廊下を飛び回ってはすうちゃんを怖がらせたり・・・・、すうちゃんは無事にトイレまでたどり着けるのでしょうか。そして、ぐっすり眠ることはできるのでしょうか。

恐ろしくて仕方がない真っ暗な夜もバクの登場によって愉快な夜へと様変わりします。恐ろしい出来事でもバクにかかれば愉快で楽しい不思議な出来事へと変化するのです。

夢を食べるという中国に伝わる伝説の生き物、ばくを描いたようなお話です。「ばくっ!ばくっ!ばくばくばくー」とバクが大きな口を開けて丸呑みする姿は迫力満点。まるで物語の世界観に引き込まれてしまうような幻想的なイラストも見どころたっぷりの絵本です。

出版社からの内容紹介

こちこちこち。すうちゃんはよるがこわくて、ひとりでトイレになんかいけません。そのとき、むくり!ととつぜん毛布がバクになりました。「ぼくがいっしょにいってあげる」さあ、すうちゃんはぶじトイレにいきつけるのでしょうか。

出版社「偕成社」より
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