この絵本の内容紹介あらすじ

読んだあと、心が晴れやかになる。誰かに「贈りたくなる」絵本!

洗濯されて庭に干されていた赤いてぶくろ。右手と左手がケンカをしています。もち主のゆうちゃんが右ききだから、自分のほうがえらくて立派なんだ、と右手はいばっています。――と、風が吹いて、右手は遠くに飛ばされてしまいました。そこで出会ったのが、若いメンドリ。オンドリのように「コケコッコー」と朝を告げたいという夢があるのですが、トサカがないメンドリは、鳴くことができません。「よし、りっぱな トサカになってやろう!」。赤いてぶくろは、はりきってメンドリのトサカ代わりになりますが――。

「自分のままじゃ、いけないの?」と悩むメンドリと、「立派って、なんだろう?」と考えるようになる赤いてぶくろ。
冬の日の偶然の出会いが、ふたりの未来を大きく変えます。

絵本「メンドリと赤いてぶくろ」の一コマ
絵本「メンドリと赤いてぶくろ」の一コマ2
絵本「メンドリと赤いてぶくろ」の一コマ3
絵本「メンドリと赤いてぶくろ」の一コマ4
絵本「メンドリと赤いてぶくろ」の一コマ5