この絵本の内容紹介あらすじ

昔、北国にたくさんいたという雪女のお話。村の男と夫婦になった雪女は、じぶんが雪女とさとられると、男を凍らせて消えてしまいます。これでは男が減るばかりと怒った村の女たちは、ぼかぼかと火を燃やし、雪女はこれに負けじと男たちを凍らせます。そんななか、ひとりの優しい雪娘が若い男のもとへたどり着き、一目ぼれをしたふたりは雪に隠れて暮らしはじめます。そこに、仲間のひとりがいないと気づいた雪女たちがやってきて……。従来の雪女のイメージとはひと味違う、創作昔話。

絵本「ゆきむすめ」の一コマ