絵本

いいにおいのおならをうるおとこ

中国の民話をもとに描かれたフランス発の奇想天外の驚きと爆笑の絵本。

この絵本の内容紹介あらすじ

昔々、ある村に二人の兄弟が住んでいました。あるとき、両親を亡くした二人の兄弟は、残された財産を分け合うことになります。

そして、二人の兄弟は財産を平等に分けると思いきや、兄はお金と宝石と馬と牛と豚とヤギと羊と鶏を貰うと言うのです。残された財産のほとんどを兄が貰うと言うのでした。

弟に残されたのは老いぼれた犬だけです。これほどまでに不平等な扱いを受ければ、弟が当然に怒っても仕方がないことなのでしょう。しかし、弟は「あいよ」と一つ返事をすると犬を連れてあっさりと帰って行くのでした。

そして翌朝、弟の畑が隅から隅まで綺麗に耕されているので、それを目の当たりにした兄は驚きを隠せません。
どうやってこんなにも速くに畑を耕したのか不思議で堪らない兄は、弟にその方法を尋ねることにします。

弟は牛や馬を飼っておらず、代わりに犬に鋤を付けたのだと言います。そして、畑の端から反対の端に向かって握り飯を投げれば、犬が猛スピードで追いかけていったのだと言います。それを何度か繰り返せば、畑はあっという間に耕されたというわけなのです。

昨日までは老いぼれた犬に何の関心も示さなかった兄ですが、弟の話を聞くと羨ましくなってきます。そして、兄が頼み込むので仕方なく、弟は二日だけを条件に老いぼれた犬を預けることにするのでした。

その三日後に弟は、老いぼれた犬を返してもらいに兄のもとを訪ねます。ところが、老いぼれた犬は兄に殴られて死んでしまったというのです。自分の思い通りに働かない老いぼれた犬に腹を立てたのだと兄は開き直った様子なのです。

それを聞いた弟は、悲しみのあまりに涙を流しながら、道端に捨てられたという犬のもとへ向かいます。そして、犬を見つけた弟は土の下に埋めるのでした。

老いぼれた犬を埋めた後、ふと顔を上げた弟は見事に生えた一本の竹を目にします。そして、犬の代わりにと、その竹を家に持ち帰ることにしたのです。

それから家に帰り着いた弟は、持ち帰った見事な竹でカゴを編むことにします。そして、カゴが完成すると家の前に吊るしておくのでした。

すると翌朝、カゴの中には鶏の産みたて卵が目一杯に入っているので弟は驚きを隠せません。しかもそれは毎朝続くので弟は市場で卵売りを始めました。

その噂を聞きつけた兄は、事の経緯を弟に尋ねます。それから、兄は弟のカゴを勝手に借りていくのでした。

そしてその翌朝、兄は上機嫌で外に吊るしたカゴの中身を確認します。ところが、産みたて卵はおろか、中には鳥のフンが目一杯入っているのです。それに腹を立てた兄は、あろうことか弟のカゴを暖炉に放り込んで燃やしてしまうのでした。

そして三日後、弟が兄のもとを訪れるのですが、カゴはすっかり燃えて灰になっていたのです。それを知った弟は、さすがに腹を立てて暖炉に駆け寄ります。すると、灰の中にこんがり焼けた豆を三粒見つけたのです。
そして、それを食べてみた弟は、おならをしたくて堪らなくなります。しかも、我慢ができすにしたおならは、香水よりも遥かにいい匂いがしたのでした。

それから、弟はいい匂いの自分のおならで商売を思いつき、隣村の市場へと向かうことにしたのですが・・・。


意地悪でずる賢い兄と素直でおっとりした弟のいざこざを描いたお話です。
この絵本では意地悪な兄が印象的に描かれますが、気の抜けた様子の弟が実はアイデアマンなことに気づくでしょうか。いい匂いだからと、まさか「おなら」を売ろうとするとは予想外な閃めきですね。

さてさて、弟の不思議な商売はどうなるのでしょうか。そして、それを真似した兄は一体どうなってしまうのでしょうか。
奇想天外な出来事が次から次に起きますが、最後はさらに予想を越えた大騒動が待っています。笑って驚いてと忙しくも愉快で楽しい絵本です。

出版社からの内容紹介

絶対ウケる、爆笑絵本!
おならで巻き起こる大騒動!!
中国の民話をもとにした、フランス発の作品。
変わり種の爆笑絵本です。

出版社「ロクリン社」より
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