絵本

ぼくのおじいちゃん

「ぼく」のおじいちゃんはいつもゆったり楽しそう。でも、お隣さんはいつも慌ただしく忙しそう。みんな平等なはずの時間なのに全然違う時間の過ごし方。「豊かな時間」とはどういうことなのでしょう?

この絵本の内容紹介あらすじ

豊かな時間を過ごすおじいちゃんの日常を「ぼく」の視点から描きます。

おじいちゃんは時計職人だけど時計をまったく見ないし、時間を気にすることはありません。朝、6時に目覚めると犬の散歩に出かけていきます。

お隣さんのライトさんは、朝の7時に目覚めます。時計職人ではないけれど時計を見て、時間を気にして出かけていきます。

おじいちゃんも昔は時間を気にしていたと言いますが、今では時間を気にせず暮らしています。

ライトさんは新聞を一生懸命読みますが、おじいちゃんはいつしか新聞を読まなくなりました。
その代わり、おじいちゃんはビラティス(エクササイズの一種)やドイツ語を楽しそうに習っています。

おじいちゃんは楽しいランチに出かけるし、時間をたっぷり使って手紙を書きます。
おじいちゃんは友達と楽しそうにおしゃべりするし、学校に「ぼく」を迎えに来てくれます。

豊かで楽しそうな時間を過ごすおじいちゃんを「ぼく」は大好きなのです。

人生に余白のある豊かな時間を過ごしている人は羨ましいですし、格好いいですよね。いつも何かに追われて忙しそうにしていることがいい人生なのでしょうか?
そんなことを改めて問いかけてくれるような絵本です。

仕事や育児で忙しいなかでも、ほんの少しでも自分の時間を過ごすことの大切さに気づけるはずです。絵本のなかの「ぼく」と同じように、豊かな時間を過ごしているお父さんやお母さんのことを、きっとお子さんも大好きになってくれるのではないでしょうか。

仕事や育児、会社や家族、これらが中心にある生活からたまには抜け出して、自分の好きなことや自分のためになることに時間を作ってみてもいいのではないでしょうか。
そんなことにベクトルを向けて、暮らす努力をしてみてもいいのかもしれませんね。忙しい時代だからこそじっくり読みたい絵本です。

絵本のイラストがアニメーションに!?著者カタリーナ・ソブラルさん自身による制作作品!

出版社からの内容紹介

ぼくの おじいちゃんの いちにちは、とっても たのしそう!
豊かな時間を過ごすおじいちゃんの日常を孫の視点で描く絵本。ポルトガル語の原書から現在11言語で翻訳、2014年ボローニャ国際児童図書展、国際イラストレーション賞受賞。

「ぼく」はおじいちゃんが大好き。いつも忙しそうなお隣さんとはちがって、ゆったりしているおじいちゃんの暮らし。「豊かな時間」ってどんなだろう?いそがしく毎日を送る人や、普段絵本を読まない男性にも贈りたくなる絵本。ポルトガル人作家、カタリーナ・ソブラルらしい魅力的な色彩で描かれた版画調のイラストと、松浦弥太郎さんのやさしくユーモラスな訳文が響き合います。

出版社「アノニマ・スタジオ」より
この絵本の感想・レビューを書く

レビューを書くにはログインまたは新規ユーザー登録(無料)をお願いします。

SNSアカウントでログインする場合は新規ユーザー登録不要です。
利用規約を確認する。